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新型コロナで死を覚悟した男性が、愛する妻にあてた最期のラブレター

新型コロナで死を覚悟した男性が、愛する妻にあてた最期のラブレター
Sonya Kypuros/Facebook

12月15日までに、新型コロナウィルスによる死者の数が累計で30万人を超えたアメリカ。人口が3億3100万人であることを考えると、約1100人にひとりが、この伝染病により命を落としていることとなる。

 

そんな死者のひとりになってしまった男性が書いた、妻にあてた最期のメールが話題になっている。

 

「あなたに会いたいと心から思う」

 

テキサス州エディンバーグで暮らす45歳のビリー・ロレドさんは、11月16日に新型コロナウィルスへの感染が判明。12月13日にこの世を去った。

 

彼が病床で、人生の21年間を共に過ごした妻のソニアさんに送った最期のメールがこちらだ。

 

毎日生きるために闘っているということを、あなたには知っておいてほしいのです。あなたのために、そしてあなたに再び会うためですから。あなたは私の人生で、一番大切な人。毎日、恋しく思っています。私は完璧な夫ではありませんでしたが、そうなろうと努力していました。私にとって、あなたは常に完璧な妻でした。怒って心にもないことを言ってしまうこともありましたが。一緒にいた時間の99%は、あなたが正解で私が不正解。そんなところも、私は好きなのです。私はより良い夫になると約束するよ。神に、そして命にかけて。もう一度チャンスがあるのなら、あなたにふさわしい人間になろうと思う。もし無理だったのなら、私は幸せで素晴らしい人生を過ごしたとあなたには知っていて欲しいのです。世界中の富とでも、引き換えられないほどのね。あなたには幸せでいて欲しい、そして私のいない人生を、後悔せずに歩んでほしいのです。私たちが過ごした時間は素晴らしいものでした。あなたを愛しています。あなたに会いたいと心から思う。私は闘い続けるよ。

愛をこめて、ビリー

 

最期のラブレターともいえるこのメールは、気管チューブが挿入される数日前に書かれたものだというが、すでに死を覚悟していたことが伝わってくる内容だ。

 

感染源は軽症患者か

 

ビリーさんは、できる限りマスクを着用して用心していたという、

 

感染源となったのは、ビリーさんの秘書だと家族は考えている。彼女は軽い体調不良を感じていたものの、本人はアレルギーだと思い込んでいた。しかし、ビリーさんの助言で新型コロナの検査を受けたところ、陽性が判明したのだ。

 

入院後は一度も会えなかった

 

秘書の陽性判明後、妻と共に自身も陽性の診断を受けたビリーさん。当時はどちらにも症状はなく、日にちが経つにつれて、ビリーさんに軽い咳などの症状が出始め、次第に症状は進行し、11月19日に入院することとなった。その日が、ソニアさんがビリーさんに会った最後の日となった。

 

体調不良を感じたら、すぐにかかりつけ医に相談すること、そして仕事を休んで人と会わないようにすることが、人の命を守る行動なのだと改めて考えさせられる出来事だ。

 

医療関係者や高齢者を対象にワクチン接種が始まっている国もあるが、日本ではもう少し時間がかかりそうだ。その間、自分の大切な人、そして誰かの大切な人を守る行動を心がけよう。(了)

 

 

 

参考:NHK「新型コロナ アメリカで死者の数 30万人超える」(12/15)

参考:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2020)表1-16

参考:FOX「We had our time and it was wonderful’: Husband writes wife love letter before dying from COVID-19」(12/26)

参考:Huffpost「Wife Shares Heartbreaking Love Letter Husband Wrote Before Dying Of COVID-19」(12/24)

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