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英・オランダが、ウクライナへ供与する「F-16」の調達支援に合意

英・オランダが、ウクライナへ供与する「F-16」の調達支援に合意
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イギリスとオランダは、ウクライナへ送る戦闘機「F-16」を調達・支援するために合意した。

 

英・オランダ首相が合意

 

イギリス政府は5月16日、リシ・スナク首相と、オランダのマーク・ルッテ首相が、ウクライナのために「F-16」戦闘機の調達を支援する国際的な「連合」を構築することで合意したと発表した。

 

イギリス首相官邸のスポークスマンは、「ウクライナに戦闘航空能力を提供するための国際的な連合を構築し、訓練からF-16ジェット機の調達まで支援することになる」と述べたという。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は前日、ウクライナ軍がまもなく「F-16」戦闘機を受け取る可能性を示唆しており、イギリスの助けを借りてこのテーマについて「非常に重要な」決定が下されることに期待していると述べていた。

 

今回の調達支援に関する声明も、この発言の翌日に出されたことになる。

 

ゼレンスキー大統領は期待を高める

 

ゼレンスキー大統領は5月15日、スナク首相の別荘を訪れ、1対1の会談を行ったそうだ。

 

会談後、ゼレンスキー大統領は記者会見で、「我々は空をコントロールできない」ため、戦闘機について、スナク首相と議論したことを明らかにした。

 

またアメリカや他の西側諸国を説得し、戦闘機が供与されることについて、前向きな考えを示し、「我々はそれについて話し、私が思うに、近いうちにいくつかの非常に重要な決定を聞くことができると考えている」と述べたという。

 

またこの会談では、イギリス政府が「数百機の攻撃型無人機」をウクライナに供与することも約束したそうだ。

 

アメリカを説得する必要があるが…

 

イギリス政府は今年2月、すでにウクライナのパイロットにNATOの標準的な技術を教える訓練を始めると発表。5月15日にも「「NATO標準のF-16ジェット機で、新しいウクライナ空軍を作るのを助ける計画である」と述べていた。

 

しかしイギリス空軍は、「F-16」戦闘機を製造していない。そもそも「F-16」は、アメリカの防衛企業「ロッキード・マーチン」がサウスカロライナ州で製造したものだ。

 

このためイギリス側は、「F-16」戦闘機の供与についてアメリカ側を説得する必要があるのだが、米国家安全保障会議の広報官であるジョン・カービー氏は5月15日、アメリカがウクライナに戦闘機を供給する立場を変えたかどうかを尋ねられ、一言だけ「No」と答えたという。(了)

 

出典元:The Guardian:UK and Netherlands agree ‘international coalition’ to help Ukraine procure F-16 jets(5/16)

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