覆面アーティスト「バンクシー」の新作、英の橋に描かれているのが発見される
決して正体を現さない覆面アーティスト、または芸術テロリストとも呼ばれるバンクシー。彼の新作が描かれているのが、先日発見された。
木製の剣を掲げた少年の絵
その作品が描かれていたのはイングランド東海岸のHullという街にある、使われなくなった古い橋とされている。
橋は中央から開いて持ち上がった状態になっており、ちょうど地面にあたる部分に、鉛筆を先端につけた木製の剣を掲げている少年の姿が描かれていた。それがこちら。
この絵は1月25日に付近の住民によって発見されたそうだが、その後、バンクシーのインスタグラム公式アカウントにおいても公開されている。
メッセージを巡りさまざまな意見
またこの絵には「上がっている橋に描け」というメッセージも添えられているが、何を伝えようとしたのかは明らかになっていない。
ただバンクシーは昨年5月に発表した作品でも、イギリスのEUからの離脱(ブレグジット)に反対するような内容を描いていることから、ある人はこの絵もブレグジットについて表したものだと主張。
しかし多くの人は、Hullという町が文化的な政策を進めているため、バンクシーがそれに刺激を受けて書いたのではないかと考えているそうだ。
それにしても今回も描いている現場を誰も見ていないようだが、一体どのように作品を手掛けているのか、気になるところだ。(了)
出典元:INDEPENDENT:Banksy claims responsibility for mysterious new mural in Hull(1/27)
出典元:The Telegraph:Banksy confirms that he’s responsible for new mural in Hull(1/27)