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元レペゼン地球の炎上動画「Namaste!! CURRY POLICE」を在インド日本国大使館が謝罪

元レペゼン地球の炎上動画「Namaste!! CURRY POLICE」を在インド日本国大使館が謝罪
EmbassyofJapaninIndia /Facebook

在インド日本国大使館が異例の謝罪文をFacebookに投稿した。

 

ある動画への謝罪文

 

5月8日に在インド日本国大使館がFacebookに、このような文章を掲載した。

 

 

5月5日、インドの文化をゆがめて描いた動画がある日本人によりYouTubeに投稿されました。この動画は日本とインドの両方で議論を呼び、たくさんのインドの友人たちが日本国大使館に苦情を訴えています。今では動画は削除され、投稿した本人は心からの謝罪を公表したことを確認しました。完全に不適当な動画が、多くのインドの友人たちを怒らせたことは残念です。

 

この投稿には、「インド人は他の文化を見下すようなことをしない」「今後このようなことが起こらないことを願います」「真剣に受け止めて欲しい」などのコメントが100件以上寄せられている。

 

炎上の元となった動画とは

 

インドの日本大使館がこのような文章を公表するきっかけとなった動画は、かつてレぺゼン地球として活動していたCandy Foxxの5thシングル「Namaste!! CURRY POLICE」のMVだ。

 

全編ヒンディー語のこの曲は、主人公のインド人青年カレーポリスを描いたもの。カレーのルーを直飲みするほどカレーを愛する男性だが、夜中にこっそりとハンバーガーを食べることもある。そんな彼が妊娠中の妻をおいて日本に渡り(不法入国)、寿司カレーで繁盛するという内容だ。

 

インドの食文化であるカレーを面白おかしく描いたこともだが、インドで大切にされている神様「ガネーシャ」を、『アラビアン・ナイト』(千夜一夜物語)に登場するアイテムである魔法のランプから登場させたことがインドの人々を怒らせてしまった。

 

現在はこの曲はYouTubeで非公開となっており、Apple Musicなどのストリーミングサービスからも削除された。

 

Candy Foxxが掲載した謝罪文

 

一連の炎上を受けて、Candy Foxxは次のような謝罪文をYouTubeに投稿している。

 

 

私の動画に対して、素直に謝罪したいと思います。私はインドが大好きで、たくさんのインドのコメディ作品を見て愛してきました。動画は皆さんを楽しませるつもりのものでした。しかし、私の無知さが真逆の結果を生んでしまったのです。私の心無い行動とユーモアを心から反省しています。これからインドの文化や価値観をもっと学び、将来的に笑いにつながるものを造っていきたいです。皆さんの文化を尊敬しており、怒らせるつもりはなかったことを信じてください。心から深く謝罪いたします。

 

素直な心境が描かれたこの謝罪動画は、3日間で55万回以上再生されている。7990以上の高評価がついているが、その4倍以上となる38,000以上の低評価がついていることから、まだ否定的な感情を持っている人が多いことが伺える。

 

また、Candy Foxxの中心メンバーであるDJ社長は、日本人ファン向けのLine Liveでこの件について語った。反省していることは伝わるのだが、腕を組みながら「海を越えて炎上するなんて本当にやばいなと。本当に俺ってモラルが欠けてるんだな」と言いながら笑いだすという、火に油を注いでしまいそうな場面があった。

 

世界を目指して活動しているCandy Foxx。他の文化や宗教を敬意を持って慎重に扱う方法を、今回の炎上から学んでほしいものだ。(了)

 

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