女優シャロン・ストーンさんが、シリコンバレーバンク破綻後に「お金の半分を失った」と告白
がん研究基金のスピーチで
乳がんの研究をサポートするアメリカの団体「女性がん研究基金(Women’s Cancer Research Fund)」からCourage Award(勇気賞)を授与されたストーンさんは、今月開催された募金集めのイベントでスピーチした。 その中に、「私はこの銀行の騒動で、持っているお金の半分を失いました(I just lost half my money to this banking thing)」という発言があった。 スピーチ全体の主旨は、「勇気を出して募金しよう」と聴衆に募金を呼びかけるもので、ストーンさんは、自分が「お金の半分を失った」にもかかわらず、がん研究基金に小切手を書いたことを例として挙げた。 下にあるのがツイッターに投稿されたスピーチの動画。投稿文にはこう書かれている。シャロン·ストーンは、もっとお金を寄付してほしいと訴えながら涙を流した。彼女は「この銀行騒動でお金の半分を失った」ので、寄付の小切手を書くのは勇気がいることだったと話した。おそらくシリコンバレーバンクの破綻を言っているのだろう。(そして)「私たち全員にとって今は苦しい時です」(と続けた)。
ストーンさんは「銀行の騒動」がシリコンバレーバンクの破綻であるとは、直接言っていない。しかし、シリコンバレーバンクが破綻し株価が下落した数日後に彼女のスピーチがあったことを考えると、「銀行」がシリコンバレーバンクを指すのは間違いないと言える。Sharon Stone breaks down in tears asking guests to donate more money. She says writing a check for her requires courage since she “lost half my money to this banking thing,” presumably referring to Silicon Valley Bank collapse. “This is not an easy time for any of us.” pic.twitter.com/ZTSP5TQ2od
— Chris Gardner (@chrissgardner) March 17, 2023