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元ギャングで現医療従事者の男性が歌う、”患者を癒す歌”の動画が話題に

元ギャングで現医療従事者の男性が歌う、”患者を癒す歌”の動画が話題に
TikTok/thesingingphlebotomist

アメリカで、元ギャングのメンバーだった男性が、現在は医療従事者として働いているとして、注目を集めている。

 

新型コロナで苦しむ患者をケア

 

その男性とは、Enrique Rodriguezさん(28)。彼は以前、「Bloods」と呼ばれるギャングのメンバーだったという。

 

しかし現在は、ニュージャージー州にあるRobert Wood Johnson大学病院で臨床検査技師として働き、新型コロナウイルスで苦しむ重症患者の面倒を見ているそうだ。

 

さらにRodriguezさんは患者の苦痛を和らげようと、賛美歌(ゴスペル)も歌い続けており、その動画がTikTokにも投稿され、注目を集めた。

 

@thesingingphlebotomist##fyp##christian##welcomeback ##loveGodLovePeople♬ original sound – Enrique Rodrigue2591

@thesingingphlebotomist##fyp##singingphlebotomist##Godlovesyou##christiantiktok##xyzbca♬ original sound – Enrique Rodrigue2591

母親が殺されそうになり脱退

 

Rodriguezさんは2009年に「Bloods」のメンバーとなり、それ以降数多くの悪事を働き、また良くない人間とも付き合ってきたという。

 

しかし、その後ライバルのギャングによって、自分の母親の命が2度も狙われたことで、「間違った家族(ギャングの仲間)」に関わっていたことに気づき、ギャングから脱退することを決意。

 

2012年にRobert Wood Johnson大学病院で、清掃係として働くことになったそうだ。

 

そして1年後には、ICU患者の付き添い人になる研修を終え、検査技師として働くことになったという。Rodriguezさんは次のように語っている。

 

「私にはわかっています、神が私に人々の世話をしてもらいたかったと。病院はそれをするのに最適な場所です」

 

その後、彼は自分に音楽の才能があると知り、独学でピアノとギターを習得。検査などの仕事が忙しくない時には、患者のベッドの脇で音楽を奏でているという。(了)

 

@thesingingphlebotomist##fyp##christiantiktok##worship##singingphlebotomist##christian♬ original sound – Enrique Rodrigue2591

 

出典元:NYPost:Ex-Bloods gang member goes viral singing gospel to hospital patients(8/16)

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