赤ちゃんの呼吸困難を見抜いたワンコ、飼い主に知らせ命を救う
アメリカで、1匹のワンコが女の子の赤ちゃんの命を救ったとして、注目を集めている。
部屋のドアを頭突きし、中に入る
そのワンコとは、コネチカット州で暮らす、8歳になるボストン・テリアの「Henry」だ。
飼い主のジェフ・ダウリングとケリー・ダウリング夫妻によると、12月14日の夜、「Henry」は生後9カ月の娘の部屋のドアに頭突きしていたという。
そして部屋の中に入り、眠っている娘のベッドのそばにたたずんでいたそうだ。
妻のケリーさんは、「Henry」をなだめて部屋から出したが、その場から離れると、すぐに「Henry」が部屋へ戻っていったという。
Thanks for all the well wishes, everyone. The baby is doing much better today and we are home with Henry, who bravely held the fort all night even though he is scared of the dark. pic.twitter.com/dKem0kXQzs
— kelly andrew 🍂 (@KayAyDrew) December 14, 2021
顔は青くなり、体も硬直していた
このようなことが繰り返され、夫妻は改めて娘の部屋に入り、確認したところ、風邪をひいていた娘が呼吸困難に陥っていることが明らかとなる。
ケリーさんによれば、赤ちゃんは気道が確保できておらず、酸素が吸えない状態で、顔は青くなり、体も硬直し始めていたという。
このため夫妻は、地元の病院へ娘を連れて行き、医者が気道を確保することに成功した。夫妻と娘さんは、その後病院から帰宅できたそうだ。
Last night the dog kept breaking into the nursery and waking the baby. She’s been sick, and I was getting so fed up with him.
Until she stopped breathing.
We spent the night in the hospital. I don’t know what would have happened if he hadn’t woken her. We don’t deserve dogs. pic.twitter.com/PBJCJVflgh
— kelly andrew 🍂 (@KayAyDrew) December 14, 2021
夫のジェフさんによれば、病院から帰った夜にはベッドで「Henry」と一緒に眠り、今後はステーキをごちそうする予定だという。(了)
出典元:ABC News:Hero dog credited with saving baby’s life(12/17)