機内の貨物室に運ばれるワンコに付き添う荷物係、優しい動画が話題に
機内の貨物室に運ばれるワンコにやさしく寄り添った空港の荷物係の男性の動画が注目を集め、その後彼にプレゼントが贈られた。
メディアのレポーターが撮影
その男性とは「チャド」と呼ばれる空港職員で、当時オーストラリアの街、パースの空港で、メルボルン行きの機内に荷物を運び入れていたという。
しかし荷物の中にはダックスフントの「クーパー」(1歳)が入れられたケージがあったため、「チャド」さんはベルトコンベアーで運ばれる間、ずっとワンコに寄り添い、あやした。
この様子をメディア「Channel7」のレポーターであるJacqui Felgateさんが撮影。TikTokやインスタグラムに投稿したところ、たちまち話題になったそうだ。
@jacquifelgate♬ Coming Home – Part II – Skylar Grey
航空会社のCEOがプレゼント
その後、この動画により「チャド」さんに多くの賛辞も寄せられたことから、航空会社「ヴァージン・オーストラリア」のCEOであるジェイン・ハードリッカ氏が、直接パースを訪問。
「チャド」さんに対し、2往復のビジネスフライトのチケットをプレゼントしたという。
また「チャド」さんも自身のInstagramページで皆のサポートに感謝し、旅に出発する全ての動物が「ロイヤル(特別)な扱いを受けるようにします」とし、次のように述べた。
「彼ら(動物たち)にとっては(貨物室は)怖い環境です。私は彼らを落ち着かせ、水を与え、機内に入れる前に甘やかすために全力を尽くしています」
「クーパー」の飼い主であるシャイアンさんは、「チャド」さんの行動を称賛し、次のようなコメントを寄せている。
「彼(クーパー)をなだめてくれてありがとう、彼は飛行機が一番好きではないので、あなたが彼のために時間を割いて座っているのを見て、本当に心温まりました」(了)
出典元:MailOnline:Airline boss makes a VERY generous gift to an employee whose act of kindness comforting a dog as it was loaded onto a plane went viral(4/30)