AIを搭載しハンバーガーを調理する、自律型自販機「ロボバーガー」が登場
アメリカで「ロボバーガー」なるものが作られ、先日お披露目された。
約6分でハンバーガーを作る
この「ロボバーガー」は3月25日、ニュージャージー州の街、ニュージャージーシティにあるショッピングモールでお披露目され、テープカットが行われた。
これは、レストラン品質の焼きたてハンバーガーを一から調理する、AIが搭載された完全自律型の自動販売機だ。
人間のシェフが実際に作るのと同じような、5段階の調理工程を採用。パティを焼き、バンズを焼き、調味料を用意し、ハンバーガーを組み立て、約6分で作り上げるという。
衛生や安全面も基準をクリア
また12平方フィート(1.1平方メートル)の広さの内部に、冷蔵庫、自動グリル、洗浄システムを備えており、全米衛生財団が定める安全基準も満たしているそうだ。
ハンバーガーの値段は、6.99ドル(約852円)。少し高めだが、調理済みで保温されているわけではなく、非接触で安全に購入もできる。
開発した企業「RoboBurger」によれば、これは世界初の自動販売機型ロボットになるという。
また「ロボバーガー」は今後、全米で販売されることになり、近々空港やショッピングモール、大学、オフィス、工場、軍事基地などに進出する予定とされている。(了)
出典元:Yahoo Finance:RoboBurger, the World’s First Robot Burger Chef in a Vending Machine Format, Launches Nationally(3/26)