ドイツのスーパーマーケット、店内で女性が蛇に噛まれたとして一時閉鎖に
ドイツのスーパーマーケットで高齢女性が蛇に噛まれたとして、店が一時閉鎖に追い込まれる事態となっている。
スーパーの果物棚で蛇に噛まれる
事件が起きたのは今月2日。
ドイツ中西部に位置するテューリンゲン州の小さな町、ティーフェンオルトのスーパーマーケットを訪れていた76歳の年金受給者の女性は、この日いつものように店内で目当ての商品を探していたという。
https://twitter.com/drkmusik/status/971005291922841600
ところが果物の棚でオレンジを手に取ったところ、腹部に刺すような痛みが。
その後、帰宅した女性が腹部を見てみたところ、奇妙な黒い傷跡を発見したという。
しかしその後、傷が炎症を起こし始めたため係り付けの医師に診察してもらったところ、蛇に噛まれていたことが判明したとのことだ。
難航する蛇の探索
この事件を受け、スーパーマーケットは速やかに店を閉鎖。
Supermarkt in Tiefenort wegen Schlangenalarm gesperrt. Kundin (76) wurde an der Obsttheke möglicherweise von einer Schlange gebissen. Bürgermeister ließ Markt vorsorglich schließen. Suche nach dem Reptil hält an. Frau ist wohlauf, jedoch in ambulanter Behandlung. pic.twitter.com/Y4Vi0s7ocY
— BlaulichtnewsTH (@BlaulichtnewsTH) March 5, 2018
蛇の捕獲を急いでいるというが、広々とした店内にいる蛇を見つけるのは容易なことではなく、捜索は難航しているという。
また爬虫類の専門家も、蛇の探索は“干し草の山から針を探す”ほど難しいとしている。
一方、女性を噛んだ蛇がどのような種のものであったかは、いまだに特定されていない。
特定のためには女性に血液検査を実施すると共に、オレンジの取引を行った業者のサプライチェーンを追跡することが必要になるとのことだ。
ちなみに噛まれた女性は回復に向かっているという。
スーパーマーケットの店内で蛇に噛まれるという非常に珍しい今回の事件。買い物の最中にそんな目には遭いたくないと思ってしまう。(了)
出典元:The Local Germany:East German supermarket closed after snake attacks woman in fruit aisle(3/7)