プールで溺れる子供を即座に認識、救助に行くライフガードの観察眼がすごい
プールといえども、溺れる人を見分けることがいかに大変かを示す、動画が公開されている。
周りの人よりも素早く察知する
その動画は、アメリカのライフガードのグループ、「Lifeguard Rescue」がYouTubeに公開しているもの。そこには実際にアメリカのプールで、人が溺れかけている瞬間がとらえられている。
動画には人工的に波が作られるプールで、人々が楽しそうに泳ぐ場面が映っている。その時、1人の子供が溺れかけていたのだが、周りの人々はだれも気付かない。
いや、動画で見ていても、溺れている子供を見分けるのは至難の業だ。
しかし1人のライフガードは溺れている少女に気づくと、プールへダイブ。すぐに救い出し、その後少女は大事には至らなかったという。
別の場面でも映像で見分けるのは困難
また他の場面に変わっても、ライフガードは泳いでいる他の人よりも素早く、溺れている人を察知。すぐにプールへ飛び込み、助け出していく。
しかし映像で見ても、ライフガードが助けに行くまで、どこで人が溺れているのかさえわからない。
実際に動画にも「ワオ、僕は溺れている人に全く気付かなかったよ」や「少女が波に合わせて、ただ上下に揺れているようにしか見えなかった」「これはライフガードのトレーニングになるね」といったコメントが寄せられている。
そしてこの動画は6月17日に公開されてから、すでに5万4000回以上も再生されている。
プールといえども事故を防ぐには、人の目で直接監視することが大切なのだろう。
これからの季節、プールや海へ行く機会も増えるかもしれないが、水の事故にはくれぐれも注意していただきたい。(了)