ルワンダで教会に雷が落ち、建物内にいた16人が死亡、140人がケガを負う
アフリカ中部にあるルワンダで、落雷により一度に多くの人の命が奪われるという出来事が起きた。
14人が即死、2人がケガにより死亡
雷が落ちたのは先週の土曜日(3月10日)の昼間とされ、場所はルワンダ南部のNyaruguru,地区にある「安息日再臨派(Seventh-Day Adventist)」の教会とされている。
その場所は山岳地で当時、教会にはGihemvuという町の教区民らがおり、礼拝が行われていたという。
しかし突然、教会に雷が落ち、14人が即死。その後、2人がケガによって亡くなり、140人が病院やヘルスセンターへ搬送されたそうだ。
もっとも負傷した140人のうち重症なのは3人だけで、彼らの容態も回復に向かっているとか。
その前日には学生のグループにも落雷
同エリアでは雷による被害が続いているらしく、先週の金曜日(3月9日)には18人の学生グループにも雷が落ちたという。
この落雷では1人が死亡し、3人がまだ病院に入院したままとなっており、残りの学生は自宅へ戻ることができたそうだ。
また今回、教会への落雷は、建築基準に満たない700以上の教会を閉鎖してから2週間も経たないうちに起きており、その多くの建物には避雷針がついていなかったとか。
それにしても建物内にいた16人の尊い命が亡くなるとは、この事件は落雷の恐ろしさをまざまざと見せつけるものと言えるかもしれない。(了)
出典元:BBC:Rwanda Seventh-Day Adventist churchgoers killed by lightning(3/11)
出典元:TIME:Lightning Strike at Rwanda Church Kills 16(3/11)