インドで迷子になった子供のゾウが母親と再会、森林局の職員が尽力

X_Supriya Sahu IAS

インドで、人間の力により、迷子になった子供のゾウが母親と再会できたという。

単独で徘徊しているところを発見

迷子になっていた子供のゾウは、生後約4〜5カ月。昨年末にインド南部のタミル・ナードゥ州のアナマライ・トラ保護区において、単独で徘徊しているところを発見された。

その後、森林局の職員らは、子供のゾウを保護。さらに、子供がはぐれたゾウの群れを追跡し始めたそうだ。

職員らはドローンの助けを借りて、約3キロ離れた場所で群れを特定。その後、人間の痕跡を取り除くために子供のゾウの体を洗い、泥を塗ったという。

それから子供のゾウを群れの近くまで導き、そこで放し、やがて母親のゾウと再会を果たしたそうだ。

When a picture is worth a million words ❤️ the rescued baby elephant after uniting with the mother takes an afternoon nap in her mother’s comforting arms before moving again with the big herd. Picture taken by Forest field staff somewhere in Anamalai Tiger reserve who are keeping… https://t.co/EedfkKjLHj pic.twitter.com/ttqafSudyM

— Supriya Sahu IAS (@supriyasahuias) January 2, 2024

賞賛するコメントが多数

インド森林局（IFS）職員のスプリヤ・サフ氏は、「X」に救助活動のビデオを投稿し、活動に関わったすべての人に感謝の意を表した。

動画には赤ちゃんゾウが注意深く救助チームの後を追い、その後母親と再会する様子が映っていた。下の動画は、母親のゾウが、子供を優しく抱擁する様子。

Elephant mother’s gentle embrace, her reassuring hug and her loving warmth is all that the rescued baby elephant needed after getting united with the mother by Tamil Nadu Forest Department officials in the Anamalai Tiger Reserve. Deep gratitude and Kudos to Forest Rangers,… pic.twitter.com/XnCBt6nKQ5

— Supriya Sahu IAS (@supriyasahuias) January 4, 2024