コンゴ民主共和国でエボラ出血熱の最後の患者が退院、医療従事者がダンスで祝福

アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、エボラ出血熱の最後の患者が退院し、医療従事者たちが歌ったり踊ったりして、喜びを分かち合った。
10月18日に最後の患者が退院
コンゴ民主共和国の南西部、カサイ州のBulape地区とMweka地区では数カ月前、エボラ出血熱の患者が確認され、9月4日に流行が宣言された。
患者は発熱や嘔吐、下痢、出血といった典型的なエボラ出血熱の症状を示しており、世界保健機関(WHO)は、これまでに確定症例53例、疑い症例11例を確認、死者は45人に達したという。
しかしWHOは10月18日、声明で、最後のエボラ出血熱患者がカサイ州の治療センターから退院したと発表した。
そして治療センターから最後の患者が退院する際に、医療従事者たちは喜びを分かち合い、歌を歌い、ダンスを踊ったそうだ。その様子がこちら。
Footage shows healthcare workers singing and dancing at an Ebola treatment centre in DR Congo after the last patient made a full recovery and left.
The Doctors Without Borders-run centre in Mongbwalu was where the latest outbreak began. https://t.co/syUqGFQYlP
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 29, 2026
ただしコンゴ民主共和国の政府のデータによれば、これまでエボラ出血熱の流行による死者数は、5000人を超えたという。
また国内の他の地域では、毎日数十件の新たな感染例が確認されているそうだ。
WHOが医療チームを派遣、治療センターを設置
コンゴ民主共和国の保健当局者によると、辺境のカサイ州はアクセスが困難であり、そのことがウイルスの拡散を防ぐ一因になった可能性があるという。
それでもWHOは医療チームを派遣し、これらの地域で32床の治療センターを設置。感染の拡大防止に努め、Bulape地区では3万5000人以上がワクチン接種を受けたそうだ。
9月25日以降、新たな感染者は確認されておらず、今後42日間で新たな感染者が確認されなければ、この地域での流行が終息したと宣言される。
WHOのアフリカ地域事務局長であるMohamed Janabi氏は、流行が始まってわずか6週間であることを考えると、今回の回復は「驚くべき成果」だとし、「WHOとパートナーの支援を受けたコンゴ政府の強力な対応が、この成果に決定的な役割を果たした」と述べた。(了)
出典元:Aljazeera:Last Ebola patient discharged in DR Congo, WHO says(10/19)


























