イーロン・マスク、ウクライナに対し「スターリンク」を制限したと認める

イーロン・マスク氏は、自身の会社「スペースX」が、ウクライナに対し、「スターリンク」への接続を制限したと明らかにした。
利用規約に違反したと批判
マスク氏は10月24日、「X」への投稿で、ウクライナが「スターリンク」を攻撃用ドローンに利用することで、「スターリンクの利用規約」に違反したと非難した。
その上で「その抜け穴は先週塞がれた」と書き込み、「スペースX」が「スターリンク」への接続を制限していたことを認めた。
マスク氏は「X」において、「民間商用サービスであるスターリンクを、攻撃用ドローンの攻撃で人々を殺害するために使用することは、決して許可されておらず、許可されるべきでもない」と投稿した。
その一方で、「スペースX」が提供している軍事用「スターシールド」は、アメリカ政府によって管理されていると強調。「彼らがどうするかは、彼ら次第だ」と述べた。
トランプ大統領が「元に戻せ」
マスク氏は以前、「スターリンク」への接続を、意図的に制限したことを否定していた。
しかしこの制限により、ウクライナ軍は1週間以上にわたり、防衛作戦の遂行能力が阻害されたという。
そして先週の後半、徐々に「スターリンク」への接続が安定するようになり、25日にはウクライナ政府も、接続問題が解決したようだと発表した。
しかしこの動きは、アメリカのトランプ大統領が、マスク氏に対し「元に戻せ」と指示したことがきっかけとされ、トランプ氏自身、何度も「スターリンク」の制限を指示したことを否定してきた。
「スターリンク」と「スターシールド」
「スターリンク」と「スターシールド」は、いずれも「スペースX」が打ち上げた低軌道衛星ネットワーク上で運用されている。
そしてウクライナは、必要な通信内容に応じて、民間向けサービスの「スターリンク」と、よりセキュリティの高い「スターシールド」の両方を使用しているという。
「スターリンク」は、特に戦場の遠隔地において、軍部隊間の連携を可能にする。一方、「スターシールド」は、ウクライナのドローン操縦士が標的をリアルタイムで視認し、迎撃ドローンを運用することを可能にしているそうだ。(了)
出典元:BBC:Musk says SpaceX restricted Ukraine’s Starlink connection as service restored(10/25)


























