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「Meta」社がブラジルの大統領選挙に介入、社員が認める

「Meta」社がブラジルの大統領選挙に介入、社員が認める
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ブラジルの大統領選挙で、「Meta」社が、現職のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領に不利になるよう、介入していたことが明らかにされた。

 

ルーラ大統領が規制により悪影響を受ける

 

ブラジルでは今月初めに大統領選挙が行われ、右派のフラビオ・ボルソナロ氏(45)の得票が、左派で現職のルーラ大統領(80)の得票を上回った。

 

しかし第1回の投票では、お互いに過半数の票を得ることができなかったため、この2人による決選投票が10月25日に行われる。

 

そんな中、「Meta」社の従業員は社内文書の中で、ルーラ大統領のInstagramのアカウントが、第1回の選挙期間中、規制によって悪影響を受けていたことを認めたという。

 

ブラジルの日刊紙「Folha de S Paulo」も10月16日、「Meta」社がボルソナロ氏のプロフィールと、WhatsAppのチャンネルを推奨していたと報じた。

 

一方、「Meta」社側は声明を発表し、「どちらか一方の候補者を支持しているという指摘は誤りだ」とし、大統領選への介入を否定した。

 

ルーラ氏の陣営が裁判所に訴える

 

ルーラ氏の陣営によれば、選挙期間中、大統領の投稿の一部には共有ボタンが表示されず、リーチも制限されていたという。

 

またリアクションやシェア、音声再生、または再生速度の加速といったオプションも欠けていたそうだ。

 

そのためルーラ陣営は、インスタグラムやフェイスブック、WhatsAppを所有する「Meta」社が、選挙を前に野党候補、ボルソナロ氏を優遇するために偏ったアルゴリズムと、AI制限を使用していると、裁判所に訴えた。

 

裁判所も平等に扱うよう命じる

 

ブラジル最高選挙裁判所は10月15日、ルーラ陣営の主張を認め、「Meta」社に対し、決選投票を前に両候補を平等に扱うための措置を直ちに講じるよう、判決を下した。

 

選挙裁判所の判事は、「Meta」社がルーラ氏とボルソナロ氏の間で不均衡を生じさせるような形で、政治コンテンツの配信を制限したり、検索を制限したり、投稿を削除したりすることを禁じたという。

 

また「Meta」社に対し、人工知能ツールが両候補に同一の基準を適用するようにも命じた。

 

そして「Meta」社が命令に従わない場合、1日あたり50万レアル(約1600万円)の罰金を科すと告げたそうだ。(了)

 

出典元:Aljazeera:Meta employees say Lula’s accounts restricted in Brazil election: Report(10/16)

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