イスラエル総選挙、出口調査では反ネタニヤフ陣営がリード

イスラエルで10月27日、議会選挙が行われ、出口調査の結果から反ネタニヤフ陣営が議席数で上回ったと報じられている。
いずれの勢力も過半数には届かず
今回のイスラエルの総選挙では、投票が締め切られた午後8時時点で、投票率が74.3%に達し、2022年の総選挙の投票率を上回ったという。
投票終了と同時に、テレビ局は各政党の獲得議席数の暫定的な推定値を示す、最初の出口調査の結果を発表した。
イスラエルの議会「クネセト」は120議席からなるが、出口調査の結果では、いずれの政党も過半数の61議席には届かなかったようだ。
イスラエルのテレビ局「チャンネル13」の出口調査でも、明確な勝者は予測されておらず、野党連合が53議席、ネタニヤフ陣営が50議席、ネタニヤフ首相に反対するアラブ・パレスチナ系政党が17議席を獲得すると予測されている。
「チャンネル12」の出口調査によると、ネタニヤフ首相に反対するユダヤ系野党連合が最大勢力となり、合計52議席を獲得すると予測されているという。一方、ネタニヤフ首相を支持する陣営は50議席にとどまる見込みで、パレスチナ系政党は、過去最多となる18議席を獲得すると見込まれている。
最初の公式結果は、28日の現地時間午前1時頃以降に発表される予定となっている。
複数の小政党からなる連立政権
現在の連立政権は過半数を失うと予想されているが、イスラエル議会は複数の小政党からなり、政府は連立政権となるため、得票率のわずかな変動でも議席配分に影響し、明確な結果がすぐに判明するとは考えにくい。
これにより、詳細な結果が判明するのは翌日、あるいは翌々日になる可能性がある。
最終集計は10月30日までに完了する見込みで、公式の選挙結果は1週間後の11月4日に正式に発表される。
政権樹立に向けた交渉に数週間
最終集計後、イスラエルのイサク・ヘルツォグ大統領が各党首と協議し、首相候補を決定した上で、政権樹立の可能性が最も高いと判断した候補者を指名するという。
指名された候補者は、最大42日以内に政権を樹立しなければならない。
しかしイスラエルでは単独過半数を獲得した政党がこれまで存在しないため、61議席を獲得できる政党の連合によって政権が樹立される。
そして政権樹立に向けた交渉には、数週間かかることも珍しくない。このような状況から、「クネセト(イスラエル議会)」のすべての議席が重要であり、小政党が政権樹立の鍵を握ることで大きな影響力を持つこともあるという。
指名された候補者が政権樹立に失敗した場合、他の候補者にチャンスが与えられる。それでも政権が樹立されない場合は、再選挙が実施され、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とその内閣が「暫定政権」として政権を維持することになる。(了)
出典元:The Guardian:Israel election live: polls close after historic turnout in vote set to decide Netanyahu’s future(10/27)


























