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イスラエルの総選挙で与党連合が53議席、野党連合が48議席を獲得

イスラエルの総選挙で与党連合が53議席、野党連合が48議席を獲得
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イスラエルの総選挙で、92%以上の開票が完了し、結果がほぼ明らかになった。

 

アラブ系政党が19議席を獲得

 

開票作業が進み、ネタニヤフ首相率いる与党連合は53議席を獲得、野党連合も48議席を獲得したが、議会(120議席)の過半数に必要な61議席には達していない。

 

一方、複数のアラブ系政党からなる新連合「共同リスト」は少なくとも12議席を獲得、もう一つのイスラム政党「ラアム(Ra’am)」も7議席を獲得し、歴史的な躍進を遂げた。

 

ネタニヤフ首相率いる「リクード」党は、依然として議会最大勢力だが、議席数は減少。極右のベザレル・スモトリッチ氏とイタマル・ベン=グヴィル氏が率いる政党も、議席を減らしたという。

 

野党連合の構成は、ナフタリ・ベネット氏率いる「Together(共に)」党、中道左派のヤイル・ゴラン氏率いる「民主党」、右派の「Yisrael Beiteinu」党となる。

 

アラブ系政党との交渉を促す

 

ユダヤ系野党連合「変革」のリーダーであるガディ・アイゼンコット氏は当初、アラブ系政党との連立を否定。しかし「民主党」のヤイル・ゴラン氏は、アイゼンコット氏に対し、パレスチナの二大政党である「共同リスト」と「ラアム」との交渉を促した。

 

ヤイル・ゴラン氏は「X」において、次のように述べた。

 

「恐怖を克服しなければ、ここに未来はない。人種差別をなくさなければ、未来はない。ネタニヤフ首相がユダヤ人とアラブ人の票を差別的に区別するのを、もはや容認できない。アラブ系市民の票を抹消しようとする者は、ネタニヤフ首相に屈服し、イスラエルを諦めることになる」

 

「共同リスト」の指導者、ユセフ・ジャバリーン氏は、ネタニヤフの極右政権を排除する手助けをすると申し出ている。

 

またアラブ系「タール」党のアフマド・ティビ党首も、野党連合が「クネセト議長の交代について調整するため」に陣営に接触してきたと述べた。

 

一方、ネタニヤフ首相は、パレスチナ人の高い投票率とアラブ系政党の躍進に対し、証拠を示さずに「選挙が盗まれた」と主張した。

 

またネタニヤフ首相は、アラブ系政党と協力して連立政権を組むことを、「恥ずべきことであり、汚点だ」と非難し、野党連合を牽制した。

 

史上最多の投票数を記録

 

今回の選挙はイスラエルの政治史上最多の投票数を記録し、多くのイスラエル人が投票のために帰国し、イスラエル国防軍兵士の約80%が投票したという。

 

また人口の約20%を占めるパレスチナ系イスラエル人の投票は、政権樹立を左右する決定的な要素となり、彼らの投票率が高かったのは、ネタニヤフ政権下で人種差別や偏見が深刻化していることが大きな要因と考えられている。

 

しかし現在の政党間の膠着状態により、ネタニヤフ首相が、連立政権樹立に向けた交渉の間、暫定政権として権力を維持する可能性があるそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel election results live: Netanyahu bloc loses majority as most ballots counted(10/28)

出典元:Aljazeera:Israel election results updates: No winner in Netanyahu-Eisenkot blocs race(10/27)

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