厳寒のロシアで屋外に放置された2歳の子供を、ワンコが2日間も暖め命を救う
極寒のロシアで、玄関先に置き去りにされた子供の命を、犬が暖め続けて救ったとして話題になっている。
●2日間も食料なしで屋外に放置される
この事件が起きたのはシベリア南部、アルタイ地方のLoktevsky地区にある村。
露紙のSiberianTimesによればその子供は2歳の男の子で、1月に母親によって玄関先に放置され、平均気温がマイナス12℃の中、2日間も食料なしで過ごしてきたという。
母親はそのまま外出して戻らなかったが、家で飼われていた犬が凍えるような寒さの中、玄関先に取り残された子供を暖め続けたそうだ。
結局、男の子は2日後に隣人によって発見され病院へ搬送されたが、低体温症と診断され、いまだに入院を続けている。
●警察も犬を「 ヒーロー」と評価
その母親は男の子が隣人によって発見された後、4日目に家に戻ってきたとされ、今後は養育権が剥奪される見通しだとか。
また故意に子供を寒い中に放置したことは犯罪に相当するとして、現在警察が捜査を進めているそうだ。
地元当局は、子供が救われたのは犬が持つ母性本能のおかげだとし、その犬を「ヒーロー」または子供の「救い主」として評価しているという。
残念ながら元記事では関係者の名前など詳しい情報は公開されていない。ご了承 頂きたい。
出展元:The Siberian Times:Hero dog keeps boy, 2, warm for two days in subzero porch after mother vanishes(2/10)