米警察署が公開した、かわいすぎる“手配写真”に思わずほっこり
7月16日、米ニュージャージー州のCape May警察署が、他人の家の庭に忍び込んだフトドキ者を捕獲。犯人の姿を公開した。
その写真がこちらだ。
This is what happens when you run away from home. This guy was captured sneaking through yards on the 1300 block on New Jersey Avenue. #pugmug If you know his owner please contact 609-884-9500
舌を出し、反省の色が見られないこの犯人。それもそのはず、犯人はパグ犬だったのだ!
警察署に護送される際には大きな抵抗は見られなかったが、足が短すぎてパトカーに乗れず、警察官に抱っこされる一幕もあった。
かわいらしいが不法侵入犯であるのは変わりなく、きっちりと留置所に入れられたそうだ。
Cape May警察署は、公式Facebookページに「家から逃走すると、こういう目にあうんだ」というコメントともにこの写真を投稿。飼い主の情報提供を呼び掛けた。
するとあっという間に5000件以上シェアされた。「マグショット(犯罪者の顔写真)じゃなくて、パグショットだ」や、Thug(サグ=悪党)とパグをひっかけて「パグな生き方を選んだわけじゃないのにな」などのダジャレが寄せられた。
あっという間に飼い主も判明
かわいらしい手配写真が注目を集めたおかげで、隣人が警察署に身柄を拘束されているThugなパグを知り、飼い主に連絡してくれたそうだ。
実に30分後には、「飼い主の情報を特定。彼女を保釈する予定」との報告が投稿された。
Update – the pug’s owner has been located and he has been released on bail
最初の手配写真が公開されたその日のうちに、パグは保釈。本名はビーンだと公開された。ちなみに飼い主は保釈金としてクッキーを警察署に差し入れたそうだ。
Apparently Bean, the Pug, paid her bail in cookies!
ビーンと一緒に写っているのは、彼女の身柄を拘束した警察官のMichael B. LeSageさん。短い間にすっかり仲良くなったようだ。
ビーンには二度と警察官の手を煩わせたり、飼い主に心配をかけたりしないよう、くれぐれも心を入れ替えて欲しいものだ。
このユーモアとかわいさがあふれるニュースは、地元メディアだけではなくABCやCBSといった大手メディアにも取り上げられている。(了)
出典元:ABC NEWS「‘This is what happens when you run away from home’ pug gets ‘pugshot’ taken after sneaking around in neighbors’ yards」(7/16)
出典元:CBS「This dog lived a pug life in New Jersey town; now her mugshot is going viral」(7/18)
出典元:NJ.COM「Pug Mug: Dog’s stint in Shore town’s jail goes viral」(7/17)