またUdry-Dumoulinさんによれば、母親のFrancineさんにとって山へ行く日は、結婚してから初めての遠足のようなものだったという。
なぜならFrancineさんは妊娠していたため、氷河のような難しい状況では山を登ることが困難だったからだとしている。しかしそんな楽しみにしていた日に、2人は不幸に襲われてしまう。
Udry-Dumoulinさんは取材に対し「その後しばらくして、私たち子供たちは離れ離れになり、複数の家庭に預けられました。私は叔母の所にいられて幸運でした。しかし兄妹たちはみな同じ地域に暮らしていましたが、今では他人になってしまったのです」と語っている。
現在当局は、身元の特定を確実にするため、DNA鑑定を行う準備を進めているという。(了)
出典元:The Guardian:Bodies of Swiss couple missing for 75 years found on glacier(7/18)