建設中の高層ビルが炎上、取り残された作業員をクレーンで救助【動画】
イギリスで先日、高層ビルにおいて火災が起き、作業員が炎の上がる建設現場に取り残される事態となった。
クレーンを使い、ケージを引き上げる
その火災が発生したのは11月23日、場所はイングランド南部バークシャーの町、レディングにある建設現場とされている。
当時、建設現場には2名の作業員が取り残され、炎も風で煽られて大きくなり、彼らに近づいていったという。
この時、オペレーターのグレン・エドワーズさん(65)は、クレーンを使って、作業員のいる場所までケージを引き上げたそうだ。
そして、見事ケージが作業員の前に置かれ、まずは1人がそれに乗り込み、下へ降ろされた。その後、2人目の作業員も、同様の方法で救助されたという。
Fire in Reading. Rescue of trapped person. pic.twitter.com/DAivXldypy
— Chris Lauder (@ChrLauder) November 23, 2023
残りの作業員も全員無事
この火災では、消防署から50人以上の消防士が出動。やがて火は鎮火したという。
救助された2人はその後、ロイヤル・バークシャー病院に搬送されたが、いずれも重症ではなかったそうだ。また残りの作業員も全員無事だったと言われている。
救助していた当時は風が強く、取り残された作業員のいる場所までケージを運ぶのに苦労し、危機的な状況だったと考えられている。(了)
出典元:The Guardian:‘A very close call’: crane plucks two men from huge blaze at Reading high-rise(11/23)