トランプ氏への3回目の暗殺未遂か?銃を所持していた男を逮捕
アメリカで、再びトランプ氏への暗殺が企てられたと考えられ、選挙集会で銃器を所持していた男が拘束された。
トランプ氏の殺害を計画
トランプ氏は10月12日、カリフォルニア州で選挙集会を開き、支持者が参加したという。
しかし集会の前、会場の入口から800m離れた検問所で、ベム・ミラーという男が拘束された。
ミラー容疑者は、当時偽のメディア取材許可証やVIPパスを持ち、同時に装填済みの散弾銃、拳銃、大容量弾倉を所持していたそうだ。
カリフォルニア州リバーサイド郡のチャド・ビアンコ保安官は「我々はおそらく新たな暗殺未遂を阻止した」と述べ、ミラー容疑者が、トランプ氏の殺害を計画していたと指摘した。
右翼反政府組織のメンバー
ミラー容疑者は、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校) の修士号を取得しており、2022 年にはネバダ州議会に立候補したという。
また同容疑者は、右翼反政府組織のメンバーと考えられ、自分が同意しない限り、いかなる連邦法にも服従しないと信じるグループに所属しているそうだ。
この拘束により、トランプ氏や集会参加者への安全に影響はなく、その後ミラー容疑者は5000ドルの保釈金を払い、釈放されたという。
一方でネットには、ミラー容疑者がトランプ氏やその仲間と友人関係にあるといった意見も上がっており、暗殺を企てたのではない、との見方も出ている。
トランプ氏は7月、ペンシルベニア州の集会で耳を銃で撃たれ、9月にはフロリダ州のゴルフコースで、暗殺を企んだとして1人の男が拘束されている。(了)
出典元:The Guardian:Armed man arrested near Trump’s California rally was plotting to kill him, police say(10/13)