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史上最年少のチェスのグランドマスター、女性カメラマンを殴り逮捕

史上最年少のチェスのグランドマスター、女性カメラマンを殴り逮捕
X_@Gold_Chess

アメリカで、グランドマスターがチェスの試合後、女性を殴り、その場で逮捕された。

 

試合に負けた後、女性を殴る

 

そのグランドマスターとは、クリストファー・ユー(Christopher Yoo)被告(17)だ。

 

彼は10月23日、ミズーリ州のセントルイスで開催された全米チェス選手権に出場。同じくグランドマスターのファビアーノ・カルアナ氏と対戦したが、負けてしまったという。

 

試合後、ユー被告はホールを抜け出し、その際、女性カメラマンの背中を殴ったそうだ。その後、ユー被告は暴行罪で警察に逮捕された。下の動画は、彼が負けた時の様子。青い服がユー被告。

 

史上最年少の国際マスター

 

全米チェス連盟によれば、ユー被告は第4級暴行罪で起訴されたが、現在は釈放され、両親の保護下に置かれているという。

 

またセントルイス・チェスクラブは、ユー被告をトーナメントから追放し、「行動規範の重大な違反」があったとして、施設への出入りを禁止した。

 

その後、ユー被告は声明を発表し、「ビデオ撮影者を殴ったことを本当に申し訳なく思う」と謝罪。「カルアナに試合で負けてガッカリして、癇癪を起こしました。自分のしたことをとても後悔しています」などと述べたそうだ。

 

 

ユー被告はアメリカ史上最年少で国際マスターとなり、チェス界で最も輝かしい若手の1人として、もてはやされていたという。(了)

 

出典元:METRO:Chess grandmaster expelled for punching female videographer after loss(10/25)

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