スイスで雪崩が発生、ホテルが飲み込まれる!レストラン内にも雪が侵入
日本でも寒い日が続いているが、ヨーロッパでは大雪に襲われ、混乱が生じている。そんな中で先日、スイスで雪崩が起き、雪がホテルにまで押し寄せた。
ホテル内のレストランにも雪が侵入
雪崩が発生したのは、スイスのSchwägalpという町。そこにある「Säntisホテル」は1月10日の午後4時頃、雪に飲まれたという。
雪はホテルの内部にまで侵入し、ネットにもその写真が投稿されている。その後、従業員などが雪を掻きだす作業に追われたそうだ。
またホテルに泊まっていたバスを含めた多くの車も完全に雪に飲み込まれたが、幸いにもこの雪崩で亡くなった人はいない。
ただ3人がケガをしていることが当局によって確認されている。
ホテルのレストランにいた人によれば、大量の雪がレストランの背後から入ってきて、その時はものすごいノイズが発生したという。
Una valanga ha colpito il ristorante di un hotel in #Svizzera sullo Schwägalp,nel Canton Appenzello. La neve è entrata nella sala da pranzo dell‘Hotel Säntis, travolgendo i mobili e arrivando quasi fino al soffitto. 3 persone ferite.#neve pic.twitter.com/qoWpfNLuto
— Jeanne Perego (@jeperego) January 10, 2019
Heftige beelden van lawine neergang Schwägalp in het NO van Zwitserland. Hotel Säntis eo werden getroffen door een lawine. Over slachtoffers is nog niks bekend, reddinswerkers zijn ter plekke #lawine #avalanch pic.twitter.com/H3XzUDCkmA
— Alpenweerman (@Alpenweerman) January 10, 2019
Now that’s snow (part 2)
People clear snow from inside the Hotel Saentis in Schwaegalp, Switzerland.
Photo: Gian Ehrenzeller / Keystone via AP pic.twitter.com/DCxZ3BhmoG— 𝕋𝕙𝕖 ℙ𝕚𝕔𝕥𝕦𝕣𝕖 𝔼𝕕𝕚𝕥𝕠𝕣 (@BenJonesPicEd) 2019年1月11日
ヨーロッパの広範囲で雪の影響
ヨーロッパでは最近の大雪により、これまでに合計で16人が死亡(先週で21人死亡との報道も)。オーストリア西部では5人が亡くなり、ノルウェーでも4人のスキーヤーが死亡している。
バルカン半島でも豪雪により、数多くの学校が閉鎖。さらに都市部から離れた村などでは、交通も混乱し、電力供給も遮断されたそうだ。
モンテネグロでも主要な配電線設備が、10日に発生した吹雪の影響を受けており、アドリア海沿いの3つの町にも電気が届いていない。
ギリシャの町、Florinaではマイナス23℃を記録。ドイツやオーストリアでも大雪が雪崩を引き起こし、または町に混乱をもたらしているという。
もっとも現在はいくぶん改善したらしいが、それでもフランクフルト空港では120便が、ミュンヘン空港でも90便がキャンセルになっているそうだ。(了)
※時間的な誤差が生じている可能性もあるが、ご了承いただきたい。
出典元:METRO:Avalanche crashes through hotel as snow storms continue to cause havoc in Europe(1/11)
出典元:Sky news:Avalanche hits hotel as heavy snow across Europe leaves 21 dead(1/12)