ネットで知り合った男に会うため、11歳の少年が300kmも車を運転し、保護される
アメリカで11歳の少年が、よく知らない男に会うために、長い距離を車で運転するという驚くべき事件が起きた。
約320km、3時間も運転する
サウスカロライナ州のチャールストン警察によれば、その少年はスナップチャットのアプリで知り合った男に会いに行くため、200マイル(約321km)も車を運転し続けたという。
そして3時間運転し続けた後、少年は警察を見つけ、自分の車を警察官のそばに寄せて、「道に迷ってしまいました」と話しかけてきたそうだ。
また少年は9月23日の朝に、兄の車に乗り込み、 Simpsonvilleの北西の街からチャールストンへ向かったと述べている。
GPSから男の住所が消える
少年によれば、彼はスナップチャットで連絡を取り合っていた、よく知らない男と一緒に住みたいと思い、家を出たという。
しかし父親のタブレットに入っていたGPSのシグナルが消え、登録していた男の住所を再び表示させることができなくなったそうだ。
警察に保護された少年は、自分の名前や父親の名前、自分の携帯番号を伝えることができたため、その日の夜に家族と再会を果たすことに。
警察はネットで人々がどんなことをしているのか、その危険性やメリットなどを知っていくべきだとして、注意を呼びかけている。
そして現在、少年を誘った身元不明の男について調査を始めたという。
もし男のもとへと行っていたら、どうなっていたかと考えると恐ろしいが、その前に保護されて良かったといえるだろう。(了)
出展元:CNN:An 11-year-old South Carolina boy drove 200 miles to live with a stranger he met on Snapchat, police say(9/25)