無人の「ゴースト・トレイン」で火災が発生、数キロも燃えながら自動走行
ドイツで人が乗っていない列車が火災を起こし、そのまま走り続ける様子が撮影された。
消防隊員らが列車を追跡することに
1月20日の午前3時(現地時間)、ドイツ南東部バイエルン州にあるStrauss村で、列車が燃えているとの通報があったという。
このため消防士と警察が、現場に急行。しかしこの列車は自動運転で走行していたらしく、運転手がいないため、燃えながら走り続けたそうだ。
そして警察官や消防士は、隣国のオーストリア方面へ向かう列車を追跡し始めた。
下は、フライラッシングの町のボランティア消防団がネットにアップした動画。列車が町を通過する際、炎と煙に包まれている様子が映し出されている。
Hier noch ein weiters Video.
Freiwillige Feuerwehr Freilassingさんの投稿 2023年1月20日金曜日
列車を側線に引き入れる
消防隊が列車を追いかける中、鉄道関係者はこの「幽霊列車」をフライラッシング駅近くの側線に引き入れることに成功。
その後、列車はオーストリアの国境を越える前に緩衝材によって停止させられたという。
やがて火災は鎮火され、幸いなことに、ケガ人も出なかったと言われている。(了)
出典元:METRO:Driverless train catches fire then ‘escapes’ from police(1/20)