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購入した違法薬物の鑑定を警察に頼んだ男、当然のように逮捕される

購入した違法薬物の鑑定を警察に頼んだ男、当然のように逮捕される
Hernando County Sheriff's Office/Facebook

警察のポスターなどで、コカインやメスといった違法薬物には手を出してはいけないというメッセージに触れたことがある人は多いだろう。いかに違法薬物が恐ろしいものかということを周知するには、そんなポスターよりもこの事件を語り継ぐ方が効果的かもしれない。

 

薬物が効かないことに激怒して通報

 

フロリダ州のスプリングヒルで暮らすThomas Eugene Colucciは、憤慨していた。彼がバーで売人から購入したメタンフェタミンが全く効かないのだ。メタンフェタミンとは、中枢神経を刺激する覚醒作用がある物質だ。通称メスやシャブと呼ばれており、当然のように法律で禁止されている。

 

すっかり売人に安価なバスソルト(合成カチノン)をつかまされたと信じたColucciは、ある最高のアイディアを思いついた。それが警察に電話をして、自分が手にしている薬物が本物かどうかを鑑定してもらうというものだ。

 

ちなみに合成カチノンも法律で所持が禁止されている。

 

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薬物経験を力説

 

3月10日の午後7時ごろ、ヘルナンド郡保安官代理は通報を受け、スプリングヒルにあるColucciの自宅に駆けつけた。保安官代理に2つの薬物の入った袋を手渡したColucciだが、目的は自首ではない。

 

その袋の中身がメスかどうかを、鑑定で明らかにしてほしいと依頼してきたのだ。さらに彼は、自分が経験値の高い薬物中毒者であり、メスの効き方は熟知していると力説した。

 

Colucciは自分のように騙される人が出さないため、危険な薬物を売る人物を困らせるために通報したのだと語ったそうだ。ちなみに彼は、バーで会った売人の名前も連絡先も知らなかった。

 

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騙されていなかった

 

パトカー内で鑑定した結果、誰もColucciを騙してはいなかったことが判明した。バッグの中身は正真正銘メタンフェタミン(メス)だったのだ。

 

そしてColucciは、無事に逮捕されることとなった。

 

3月12日、ヘルナンド郡保安官事務所は「こんな事、でっちあげられないよ」とのメッセージと共にこの出来事を投稿している。

 

薬物がいかに正常な判断を失わせてくれるかを、身体をはって世間に知らしめてくれたColucciのことは、ぜひ語り継いでいきたいものだ。(了)

 

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