プーチン大統領の宮殿付近で、親ウクライナの工作員を逮捕か?
ロシア国内にあるプーチン大統領の所有する宮殿付近で、爆弾を持った男が逮捕されたと、複数のメディアが伝えている。
黒海のリゾート地にある広大な宮殿
その宮殿は、クラスノダール州にある黒海のリゾート地、ゲレンドシク(Gelendzhik)の崖の上に建てられているという。
宮殿はロシアのプーチン大統領が所有する私邸の1つで、バッキンガム宮殿を凌ぐ広さがあるとも言われている。
先日、その宮殿付近で爆発物を持った男を拘束したと、ロシア連邦保安庁(FSB)が明らかにした。
The FSB prevented a terrorist attack in Gelendzhik.
The Federal Security Service of the Russian Federation prevented a terrorist act in the municipal district of the resort city of Gelendzhik, Krasnodar Territory. As a result of the measures taken, a local resident, a supporter… pic.twitter.com/a127PAhHxY
— Comrade Scott ‘Z.O.V’ 🇷🇺 (@schiedamseschot) May 26, 2023
親ウクライナの破壊工作員か?
連邦保安庁(FSB)によれば、この男は42歳で、親ウクライナの破壊工作員とされ、「ウクライナのネオナチの支持者」だという。
また捜査の結果、集落の郊外の森林地帯にある、工作員が備えた隠れ家から、すぐに使える即席の爆発物が押収されたそうだ。
さらに男の居住場所からも、IED(即席爆発装置)を作るための部品や、爆発物の組み立てとその使用方法の説明書も見つかったとか。
連邦保安庁(FSB)は、これらの部品などが「ウクライナの民族主義組織の過激派が管理するインターネット・コミュニティから受け取ったもの」だと主張している。
核戦争のために地下壕も建設
ロシアの国営メディアは、プーチン大統領の宮殿の詳細を明らかにすることを禁じられているという
しかし最近、プーチン大統領がゲレンドシクに精巧な地下壕を建設し、核戦争が起こった場合にそこへ避難し、国内を統治する場所としていることが明らかにされた。
公開された図面には、換気システムや下水道、淡水の供給を備えた地下の隠れ家の洞窟のようなシステムが示されていたという。(了)
出典元:MailOnline:Pro-Ukrainian ‘saboteur’ is caught near Vladimir Putin’s £1billion clifftop palace with a bomb, Russian security service claims(5/27)
出典元:METRO:Russian ‘saboteur’ detained by FSB close to Putin’s £1 billion Black Sea palace(5/27)