防犯カメラが、稲妻に撃たれる瞬間の男性を撮影【アメリカ】
アメリカのニュージャージー州で、男性が雷に打たれる瞬間が撮影された。
サッカー場で作業をしていた男性
その動画が撮影されたのは6月14日の午後(現地時間)、場所はニュージャージー州にあるWoodbridge Townshipとされている。
住民の男性、エリック・バウムガートナーさん(39)は当時、雨が降り始める前に、中学校にあるサッカー場のラインを塗り終えようとしていたという。
しかし突然、雷が発生し、バウムガートナーさんは稲妻に撃たれてしまう。その様子は近所の防犯カメラがとらえていた。それがこちら。
一命を取り留める
近所の住民であるJay HedayさんはCBS New Yorkに対して、「それは爆弾のようだった。そして、窓の外を見たんだ。男性が真ん中にいて、彼は倒れたんだ」と語っている。
またR.J.マクパートランド巡査は勤務を終えたところだったが、男性がグランドに倒れていることを知り、現場に急行。バウムガートナーさんに心肺蘇生を施したという。
当時、バウムガートナーさんの手には火傷の跡があり、その後救急車が到着。彼は救急車で病院へ搬送されたそうだ。
その間、バウムガートナーさんは車内でゆっくり意識を取り戻し、一命を取り留めたという。
ただしバウムガートナーさんの友人の1人、レイ・デリマン氏は「彼は自分の仕事をしたことを覚えていて、救急車の中で目を覚ましたことも覚えているのですが、何が起こったのかまったくわかっていませんでした」と語っている。
アメリカ海洋大気庁によると、毎年、全米で約20人が落雷で死亡し、数百人が負傷しているという。(了)
出典元:CBS:Video shows man struck by lightning in Woodbridge Township, New Jersey, then saved by police officer(6/15)