日本郵船がチャーターしている貨物船、「フーシ派」が襲撃する様子を公開【動画】
イエメンの反政府勢力「フーシ派」が先日、貨物船を襲撃したが、その様子が公開されている。
ヘリで貨物船に乗り込み襲撃
その貨物船とは、「ギャラクシー・リーダー」号だ。
この船は19日、トルコからインドへ向かうため紅海南部を航行中に、イエメンの反政府勢力「フーシ派」の戦闘員によって拿捕されたという。
「フーシ派」は襲撃の動画を公開。そこにはヘリコプターで貨物船に接近し、船に乗り込み、船員に銃を向ける様子が映っていた。
Footage of Houthi forces hijacking the ship Galaxy Leader in the Red Sea yesterday. pic.twitter.com/PSFLpV4FLA
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) November 20, 2023
25人の乗組員を拘束
報道によれば、「ギャラクシー・リーダー」は、イスラエルの実業家、Abraham Ungar氏が一部所有する、イギリス企業の下で登録されており、現在は日本郵船により、自動車運搬船としてチャーターされているという。
一方、イスラエル国防軍(IDF)は、この貨物船がイスラエルのものであることを否定。船にも、イスラエルの国民が乗っていないと明らかにした。
またこの貨物船には日本人も乗っておらず、乗組員はブルガリア、ウクライナ、フィリピン、メキシコ、ルーマニアの国籍を持つ25人とされている。
乗組員らは「フーシ派」によって拘束されているとみられ、船は現在、イエメンのホデイダ港に停泊しているという。
「フーシ派」は、イスラエル軍のガザ地区への攻撃に対する報復として、紅海を航行するイスラエルに関連した船舶を攻撃すると宣言していた。(了)
出典元:MailOnline:Terrifying video shows moment Iran-backed Houthi rebels stormed cargo ship part-owned by an Israeli tycoon after leaping from a helicopter in Red Sea hijacking(11/20)