爪楊枝で作った高さ5.24mのエッフェル塔、ギネス世界記録に

アメリカ·イリノイ州に住む17才の少年が、約2万本の爪楊枝で高さ5.28mのエッフェル塔のレプリカを作り、ギネス世界記録に認定された。
建造物に興味を持つ17才
イリノイ州のEric Klabel君(17才)は、土木エンジニアである父の影響を受けて、子供の頃から建造物のレプリカ作りに凝っていたそうだ。メディアの取材を受けて、「以前はアイスキャンディーの棒でいろいろな建物を作ることに、ものすごくハマっていました」と話す。
実は12才の時、彼はアイスキャンディーの棒で高さ20.2フィート(約6.1m)の塔を作り、ギネス世界記録のタイトルを獲得したことがある。だが、この記録は後に破られた。
Eric君が今回挑んだのはアイスの棒でなく、爪楊枝で塔を作るというジャンルが異なるギネス記録だ。
100時間かけて製作
「暇さえあればいつもこのエッフェル塔作りをしていました。家の地下室に籠って、塔のパーツをいくつかに分けて作っていました」とEric君は言う。アイスの棒に比べて厄介だったのは「爪楊枝はメチャクチャ小さい」ことだったそう。
製作期間は1年、実際にかかった時間を合計すると約100時間になる。塔の各部を個別に作り、最後にそれらを接着するというやり方をとった。また、ギネス記録認定のために、製作過程の全てを録画した。
完成したのは今年の10月。その際に本職の土地測量士が、サイズを正確に測定してギネス記録に申請。最近になって正式に認定された。そのタイトルは「Tallest toothpick sculpture(最も高い爪楊枝の立体作品)」。
父親のBrianさんは彼の努力を褒めてこう言う。「作品は構造的にとてもしっかりした作りになっているし、息子は一つのことに集中して打ち込んだ。やると言ったことをちゃんとやり切った」
(了)
出典元:UPI:Illinois teen builds 17.32-foot Eiffel Tower out of toothpicks(12/24)
出典元:Naperville Community Television:Naperville teen sets world record for tallest toothpick tower(10/21)


























