オランダのデザイナーがセクシーな仕事着を発表、素材はラテックス
Instagram/sebastiancauchos
ボディラインを露わにするラテックス（ラバー）素材のコスチュームは、フェチを志向するごく一部の人たちのもの…….。
こんな常識的な考えを、変えるべき時が来たようだ。オランダのファッションデザイナーが、ビジネスウーマンのためのラテックスファッションを次々と発表。仕事服の概念を覆している。
保守的な仕事服をラテックスで
デザイナーのSebastian Cauchosさんは、メディアのインタビューを受けてこう話す。
「僕が作っている服は、女性と、女装する人（クロスドレッサー）、そしてその間にいる全ての人のためのもの。上品でエレガントな装いを好む人たちに向けたものです」
オランダ・アムステルダムを本拠地にして活動する彼は、シックなデザインのラテックス製カーディガン、ブラウス、タートルネックなどを制作、販売している。
ラテックス素材の服は、一般に、特殊な性的嗜好を持ったマニアのためのものと思われているが、彼はそんな通念に反抗し、ラテックスをファッションの表舞台に立たせようとしているのだ。
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学生時代からラテックス素材に取り組んだ
「とてもエレガントな服を作れるラテックスが、なぜ服の素材としてタブー視されて来たか、僕はずっと不思議に思っていました」
こう話すCauchosさんは、デザインを学んだ学生時代から、ラテックス素材に興味を持っていたそう。だが、彼のデザインの方向性は、ラテックスにまつわるフェティッシュなイメージとはかけ離れている。
「今の時代、とても多くのラテックスデザイナーがいます。僕の作品も同じラテックスを使っていますが、彼らと違うのは、控えめであり、保守的なデザインであるという点です」
その作品の中には、オフィス向け仕事着以外にも、ドレープの入ったエレガントなブラウスや、カジュアルなポロシャツ、Tシャツなどもある。
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ラテックスを日常のファッションに取り入れようとする試みは、批判を受けることが多いそうだ。しかし「批判は放っておくさ。僕は気にしない」と、Cauchosさん意に介していない。（了）
出典元：New York Post:Fashion designer hypes ‘controversial’ rubber fetish looks — for the office(11/16)
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