人手不足から、おばあちゃんがプールのライフガードになる!【アメリカ】
アメリカで、高齢者の女性が、プールのライフガードになる決心をした。
皆がプールで楽しむために決心
その女性とは、オハイオ州のシンシナティで暮らすゲイル・ロジャーズさん(66)だ。
彼女はプライベート・プールのあるコンドミニアムに住んでいるが、プールではライフガードが不足していたという。
そこで、この夏、みんながプールを楽しめるようにするため、ロジャーズさんはライフガードになることを決心したそうだ。
When Gail Rodgers saw her local pool couldn’t open due to a lifeguard shortage, she decided to take the plunge and come out of retirement to become a lifeguard herself.https://t.co/dkmN3cBaVP
— Good Morning America (@GMA) June 24, 2023
昨年資格を取得、技術を学び続ける
彼女によれば、10代の頃にライフガードをしていて、もう一度やってみようと思ったという。
そこでロジャーズさんは、ライフガードになるため、すべての講習を受け、昨年資格を取得。今は、他のライフガードが休みをとる時に、彼女が代役を務めている。
しかもロジャーズさんは現在も、CPR(心肺蘇生法)や、自動体外式除細動器の使い方、溺れた場合の救助方法などを学んでいるという。
しかし今のところ、彼女の勤務中に大きな事故は起きていない。ロジャーズさんは次のように語っている。
「子供たちが潜ってはいけない場所で、潜っている時など、これまで数回笛を吹かなければなりませんでした。でも、みんないい反応をしてくれます」
若いライフガードたちが夏の終わりに学校に戻れば、ロジャーズさんはもっと働くことになるが、それまではスケジュールの柔軟性を楽しみ、勤務中以外は孫たちをプールに連れてきているそうだ。(了)
出典元:KAIT8:Grandma steps up as lifeguard to keep community pool open(6/21)