シカ?ウサギ?米の自然公園で南米産の「マーラ」を目撃【動画】
アメリカの自然公園で、南米に生息している珍しい動物が目撃され、捜索が行われている。
ウサギのような耳と、鹿のような脚
その珍しい動物とは、「パタゴニア・マーラ」だ。7月1日、コロラド州レイクウッドにあるベア・クリーク・レイク・パークで、この動物が目撃された。
動画を撮影したのは、レグ・コックスさん、彼は友人と公園内を自転車で走っていた時、道をふさいでいる「パタゴニア・マーラ」を発見したという。
「パタゴニア・マーラ」は小さく、体高はわずか2フィート(約60cm)から2フィート半(約76cm)ほどしかない。
ウサギのようにかなり長い耳と、鹿のような脚をもっているが、ネズミの仲間である齧歯類とされている。
A Colorado resident was confused when he stumbled across this South American rabbit-like rodent while riding his bike in Lakewood.
Native to Argentina, the Patagonian mara typically weigh between 17 and 35 pounds when fully grown. pic.twitter.com/OCBQFMZsya
— AccuWeather (@accuweather) July 6, 2024
南米のアルゼンチンに生息
「パタゴニア・マーラ」は齧歯類としては大型で、主にアルゼンチン、特にパタゴニア地方の中央部と南部に生息しているという。
またこの動物は、準絶滅危惧種で、絶滅の危機に瀕しているわけではないが、確実に絶滅の方向に向かう危険にさらされているそうだ。
コロラド州立公園野生生物局とデンバー動物園によれば、7月1日以来、多くの人が「マーラ」を目撃していることから、この動物が人間に慣れており、誰かのペットだった可能性があるという。
そのためコロラド州立公園野生生物局の職員らは、この「マーラ」を捕獲し、新しい住処を見つけようとしているそうだ。(了)
出典元:9NEWS:Exotic South American animal still on the loose at Colorado park(7/3)