NZの海岸にクジラが漂着、目撃例の少ない稀少種である可能性
先日、ニュージーランドの海岸にクジラが漂着したのだが、かなり稀少な種である可能性が指摘されている。
ニュージーランド南島のビーチで発見
そのクジラは今月5日、ニュージーランド南島の町、Otagoのビーチで発見されたという。
クジラの全長は5mと大きく、その後、体の色の模様や頭蓋骨、くちばし、歯の形が調べられたそうだ。
そしてニュージーランドの自然保護機関は7月15日、打ち上げられたクジラが「バハモンドオウギハクジラ(spade-toothed whale)」と思われると発表した。
生きた姿が目撃された記録はなし
「バハモンドオウギハクジラ」は世界で最も稀少な種で、生きた姿が目撃された記録はないという。そのため生息数や餌、広大な南太平洋のどこに生息しているかさえも分かっていない。
これまで特定された「バハモンドオウギハクジラ」は他に6頭しかおらず、以前ニュージーランド北島の海岸で発見されたクジラは、DNA検査で身元が判明する前に、土に埋められてしまったそうだ。
ニュージーランド自然保護省のハンナ・ヘンドリックス氏も、「これは驚くべき科学と世界初の情報につながるだろう」と述べている。
もしこのクジラが、「バハモンドオウギハクジラ」と確認されれば、科学者が解剖できる初の標本になるという。
そして科学者は解剖を通して、このクジラと、数少ない同種のクジラとの関係を解明し、何を食べているかを知り、恐らく生息場所の手がかりにつながると考えられている。(了)
出典元:CBS:Creature that washed up on New Zealand beach may be world’s rarest whale — a spade-toothed whale(7/15)