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先日、カナダでカヌーに乗っていた男性が、岸辺の泥にはまって動けなくなった犬を見つけ、救助した。

カナダの川をカヌーで下っていた男性

その男性とは、冒険家としてさまざまな場所を旅してきた、トム・ハドソンさんだ。

彼は先日、カヌー旅行をして、カナダ中西部のサスカチュワン川を下っていたという。その時、岸辺の方から犬の鳴き声が聞こえてきたそうだ。

近寄ってみると、一匹の白い犬が、岸辺の泥にはまって動けなくなっていたという。やがてハドソンさんは、犬の周りから枝や丸太を取り除き、ぬかるんだ岸からそっと持ち上げ、やがてカヌーに乗せることに成功した。その様子がこちら。（下の動画はかなり長めになる）

偶然、飼い主を見つける

当初、ハドソンさんは、犬を残して、誰かの助けを呼びに行こうと考えたが、離れようとすると犬が鳴き声を上げたため、カヌーに乗せて連れて行かなければならないと考えたという。

そして犬をカヌーに乗せて、この犬の飼い主を探しに出かけることに。

やがてハドソンさんは岸沿いに桟橋を見つけ、そこにカヌーを係留し、近くにある1軒の家を訪ねたそうだ。

そして家主の男性に状況を説明したところ。助けた犬は、彼の飼っていた「アイビー」という名前の犬であると判明した。

家主の男性によれば、「アイビー」は数日前に姿を消していたため、何日も探していたという。

結局、「アイビー」は飼い主によって、水で泥を落とされ、その後食事をとり、体力を回復したそうだ。

「アイビー」の家族は、ハドソンさんに礼を言い、彼にその日の晩、家に泊まるよう勧めてきたという。

それまで2カ月、屋外でテント暮らしをしていたハドソンさんは、飼い主の申し出を受け入れたそうだ。（了）

出典元：The Dodo：Guy On Canoe Trip Hears Whimpering From Shore — Then Spots Desperate Face Trapped In The Mud(8/16)