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アフリカやアジアに生息する大型のネコ科動物が、アメリカの町に出没

アフリカやアジアに生息する大型のネコ科動物が、アメリカの町に出没
YouTube/ABC 7 Chicago

アメリカで、本来生息していないはずのネコ科の動物が、町をさまよっているのが目撃された。

 

住宅の下に隠れているのを発見

 

そのネコ科の動物とは、アラビア半島やアフリカ、そしてアジアなどに生息している「カラカル」だ。

 

この「カラカル」が、アメリカ・イリノイ州のシカゴ郊外にある、ゴルフコースの周辺を徘徊していると、先日警察に通報があったという。

 

このためホフマン・エステート警察は、捜索を開始。住宅のデッキの下に隠れているのを発見し、捕獲したそうだ。

 

絶滅危惧種の「カラカル」

 

この「カラカル」がどこから来たのか、誰のものなのか、またどのようにして逃げたのかは、現時点で明らかになっていない。

 

また「カラカル」は絶滅危惧種で、国際的に保護されているため、警察はこの「カラカル」を動物園や、野生動物の施設に安全に移送する予定だとしている。

 

サンディエゴ動物園によると、「カラカル」はアフリカ、中東からインドにかけて生息しており、サバンナや半砂漠、乾燥した森林地帯、乾燥した丘陵草原、乾燥した山々など、過酷な環境によく適応しているという。

 

「カラカル」のメスは成体で体重が6kg~16kg、オスは8kg~20kgになるとされ、夜に狩りを行い、マングースやげっ歯類など、どんなものでも捕食するそうだ。(了)

 

出典元:ABC News:Exotic wild cat native to Africa and Asia found under home after wandering Chicago suburbs(10/16)

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