中国の動物園、今度はロバをシマウマに似せて批判を浴びる【動画】

中国の動物園で、シマウマのように染められたロバが撮影され、SNSに批判の声が寄せられたという。
中国のSNSで批判が殺到
その動物園は、山東省淄博市のアミューズメント・パーク(牛山遊園地との報道も)内にあると言われている。
この園内を訪れた観光客は、シマウマのように見えるロバを撮影。動画をSNSに投稿したところ、多くのユーザーから動物園に対する批判の声が寄せられたという。
実際に「Weibo」のユーザーは、「この行為は人々に誤解を与え、非倫理的」だと指摘。中国版TikTokの「Douyin」のユーザーも、「動物と来園者に対して、不当だ」と非難したそうだ。
On February 6th in Zibo, China, a local amusement park disguised a donkey as a zebra to attract visitors, with the caption: “I’m a zebra, tricking you into thinking I’m a donkey!” pic.twitter.com/M39ssR8ANi
— Share Chinese Douyin(TikTok) videos (@cz8921469_z) February 7, 2025
目的は来園者を増やすため
その後、動物園側はロバをシマウマに似せて染めたことを認め、来場者を増やすためのマーケティング戦略としてこのような行為を行ったと説明したという。
また動物園側は、使用された染料が無毒で動物に害を与えなかったと主張したが、動物愛護活動家らは懸念を表明している。
この出来事は、娯楽目的で動物の外見を変えることの倫理性について、より広範な議論を引き起こし、このような行為を防ぐため、より厳しい規制を求める声も上がっているそうだ。
中国の動物園では先日も、トラに似せるため、チャウチャウ犬がオレンジと黒に染められ、批判を浴びている。(了)
出典元:MailOnline:Zoo under fire after its zebras turned out to be donkeys with stripes painted on(2/13)