鳥の巣箱にはまってしまったポッサム、保護団体により救助される

Facebook/ACT Wildlife
オーストラリアで、鳥の巣箱から抜け出せなくなったポッサム(フクロギツネ)が見つかり、人間の手で救助された。
どんどん穴に挟まり、抜け出せなくなる
そのポッサムが目撃されたのは3月下旬、場所は首都キャンベラにある町、フィッシュウィックとされている。
ポッサムはなんと鳥の巣箱の穴から抜け出せなくなり、そこへ野生動物保護グループ「ACT Wildlife」のスタッフが到着。状況を把握したという。
このポッサムは、無理やり出ようとするほど、どんどん穴に挟まってしまったらしく、「ACT Wildlife」のスタッフはここで救出することは困難と判断。巣箱の板に挟まったままの状態で、木から降ろしたそうだ。


動物病院へ搬送される
その後、「ACT Wildlife」のスタッフは、ポッサムを動物病院へ搬送。そこでこのポッサムは麻酔を打たれ、やがて巣箱の穴から解放されたという。

麻酔による昼寝から目覚めたポッサムは、すぐに健康診断を受け、快適な住処を探すために野生に戻されたそうだ。
「ACT Wildlife」のスタッフは、このポッサムを「ボブ」と命名。その後、スタッフは「ボブ」とは遭遇しておらず、ようやく正しい住処を見つけたと考えられている。
ポッサムは、オーストラリアやニューギニアなどに生息する雑食性の有袋類で、オポッサムも同じく有袋類だが、主にアメリカ大陸に分布しているという。(了)
出典元:The Dodo:Chubby Possum Is Full Of Regrets After Trying To Make This Bird Box His Home(4/4)