Facebook/The Elite AntiPoaching Units And Combat Trackers

アフリカで直立する2頭のゴリラの写真が撮影され、まるで人間のようだとして注目を集めている。

レンジャーが自撮りの写真を投稿

この写真が撮られたのは、コンゴ民主共和国にあるVirunga国立公園とされている。

撮影したのは密猟などを監視し、動物を保護している国立公園のレンジャー・Mathieu Shamavuさんだ。

彼は絶滅が危惧されている2頭のマウンテンゴリラの様子を自撮りし、チームのフェイスブックに投稿した。それがこちら。

2000件以上のコメントが寄せられる

Virunga国立公園のウェブサイトによれば、マウンテンゴリラは絶滅が危惧されており、世界にいる頭数の3分の1が、このエリアで暮らしているという。

そして国立公園には600人以上のレンジャーが貴重な野生動物を守っているが、このエリアは20年にも及ぶ戦争の影響も受けているそうだ。

また地元の男女からなるレンジャーは日々激しい訓練を行っており、貴重な動物たちを守るため常に命を危険にさらしているとか。

そのため今回、Shamavuさんは人々にマウンテンゴリラのような絶滅が危惧されている動物への意識を高めてもらうため、または寄付や支援をお願いするため、写真を投稿したという。

その後、この動物たちの苦境を伝える写真はネットでも注目を集め、4月18日に投稿してから現在までに2000件以上のコメントが寄せられている。

それにしても直立する姿をみれば、いかにゴリラが人間と近い種かということが感じられるのではないだろうか。（了）

出典元：ABC net：Gorillas pose for selfie with anti-poaching officers in the Democratic Republic of the Congo(4/21)

出典元：METRO：Gorillas put our selfie game to shame as they pose with anti-poaching officers(4/20)