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米国の中学生が砂浜でメガロドンの歯を発見、数百万年前のものと推定

米国の中学生が砂浜でメガロドンの歯を発見、数百万年前のものと推定
Twitter/Kailey Tracy ‏

米国の女子中学生がノースカロライナ州の砂浜で、古代の巨大サメ「メガロドン」の歯を発見した。

 

メガロドンは数百万年前に絶滅したサメの1種で、これまでに知られているサメの仲間としては最大のもの。

 

家族でサメの歯探し

 

発見者のAvery Fauthさんはその日、家族と一緒にオンスロー郡ノース・トップセールビーチの砂浜でサメの歯を探していたという。海外メディアの取材を受けて、彼女はこう話している。

 

周りをあちこち見回していると、砂の中に何かが埋まっているのが見えました。掘り出そうとして砂をどけたのですが、いくら掘ってもそれは下の方に続いていました。こんなに大きな歯だったんです。私は掘り出した歯を手に持ち、大声で叫んで母親を呼びました。

 

Averyさんの家族はサメの歯を集めるのが趣味で、砂浜に行くことがあると必ずサメの歯を探しているそうだ。

 

珍しいメガロドンの歯は、一般のサメの歯とは格が違う一種のレアアイテムで、彼女の父親がこれまで20年以上探し続けて見つからなかったもの。熱心に探し続ける父親に影響されて、3人の娘もサメの歯探しの仲間入りをしたという。父親はメディアにこう話している。

 

驚きました。25年間探し続けて、私は何も見つけられなかったのに、彼女(Averyさん)がこんなに大きなものを見つけるなんて。ショックを受けると同時に、とても興奮しましたよ。

 

 

この日、家族は、ホホジロザメの歯など合計7個のサメの歯を見つけている。

 

Averyさんは、学校でこのことを報告するつもりでいるが、大事な歯は持って行かず、家にある「スペシャル・ボックス」に保管しておくそうだ。

 

絶滅したメガロドン

 

メガロドンは1800万年前〜150万年前に生存していたサメの1種で、現存するホホジロザメよりはるかに大きく、体長10メートルとも20メートルとも言われる。

 

メガロドンの歯は世界各地で見つかっているが、歯しか化石として残らないため、生前の姿は謎に包まれている。体長は歯の大きさから推定されている。

 

下にあるのはフロリダ自然博物館に展示されている、メガロドンの顎の骨の模型。

 

FLORIDA MUSEUM

(了)

 

出典元:THE EPOCH TIMES:North Carolina Girl Finds Megalodon Shark Tooth at Beach, Likely Millions of Years Old(4/21)

出典元:WECT6:Girl finds megalodon tooth during spring break trip to NC beach(4/20)

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