サハラ砂漠に降る雪、地上に美しい模様を描く
先日、アフリカにあるサハラ砂漠に雪が降り、なんとも不思議な模様が地上に描かれた。
気温がマイナス3℃になる
1月17日、アルジェリアの街、Ain Sefraでは気温がマイナス3℃に低下し、サハラ砂漠に雪が降ったという。
その様子を写真家のKarim Bouchetataさんが撮影。珍しい景色を動画でとらえた。
実際、公開された動画には、雪や凍った氷が砂漠の風紋に残され、雪と茶色の砂が組み合わさった、なんとも不思議な美しい景色が映っている。
42年間に3回、雪が降る
この街があるナーマ県では、これまで42年間に3回、1979年と2017年(厳密には2016年か?)、2018年に雪が観測されたという。
1979年の雪は激しく吹き荒れ、交通がストップする事態に。2017年にも多くの雪が降り、最大で1mほど積もった場所もあったと言われている。
Ain Sefraは「サハラの入口」とも呼ばれ、海抜は約1000m。周囲は高い山に囲まれているという。また1月は1年で最も気温が低く、平均気温は14℃、夏は平均38℃にもなると言われている。
当サイトでも以前、この地域の雪について記事にしているので、是非ご覧いただきたい。(了)
出典元:Yahoo News:Beautiful Patterns Form as Snow and Ice Thaw in Sahara Dunes(1/19)
出典元:Sky News:Sahara desert: Rare snowfall leaves extraordinary pattern on sand dunes(1/19)