アイスランドで火山が噴火し溶岩も流出、800年ぶり【動画】
地震が続いていたアイスランドで昨日、ついに火山が噴火し、溶岩が流れていく様子が撮影された。
過去3週間で5万回の地震が発生
噴火が確認されたのは、首都レイキャビクの南西、Reykjanes半島にあるファグラダルスフィヤル火山だ。
アイスランドでは、ここ3週間にわたり、5万回(4万回とも)を超える地震が観測されていたという。(2014年から毎年、1000から4000回しか地震は起きていない)
そして3月19日の夜(現地時間)、人工衛星や設置されたウェブカメラなどで、ファグラダルスフィヤル火山の噴火が確認された。この数時間前には、1.2km離れた地点で、マグニチュード3.1の地震も起きていたそうだ。
As seen on the RUV webcam!! #Rekjanes #earthquake https://t.co/jJz0LnK2MU https://t.co/RZuhPWRDOi pic.twitter.com/3MS9t5iHxN
— Tom Winder (@twinderseis) March 14, 2021
この山が噴火するのは800年間で初めて
アイスランドでは2010年に、もう1つのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火しており、当時は飛散した火山灰や煙の影響で、ヨーロッパ中の航空便が運行停止になったと言われている。
しかし、今回は別のファグラダルスフィヤル火山が噴火。この山から大量の灰や煙が吐き出されることは予測されていなかったという。
またこの火山が噴火するのは、12世紀以来のことで、約800年ぶりのことだと言われている。ただ今回の噴火は小規模なものと分類され、航空機への影響などはない模様。
The icelandic volcano has begun after 49000 earthquakes since February 24th. pic.twitter.com/tYpwl2G6qv
— Allison Dancey (@AllisonDancey) March 20, 2021
上空から溶岩が流れていく様子を撮影
この噴火の情報を受け、沿岸警備隊はヘリコプターを現場へ飛ばし、状況を確認。ネットにも溶岩が流れ出していく様子が投稿された。
A new video of the eruption at Geldingardalur valley in Reykjanes peninsula. Taken from the Coast Guard helicopter. #Reykjanes #Eruption #Fagradalsfjall pic.twitter.com/B862heMzQL
— Icelandic Meteorological Office – IMO (@Vedurstofan) March 19, 2021
噴火でできた割れ目は500mから750mほど。溶岩はそこから100mの高さまで噴き上げたという。
また溶岩は約1平方キロメートル、サッカーグランド200個分ほどの広さを埋め尽くしたと言われている。
噴火が起きた一帯は、首都から30kmしか離れておらず、直ちに危険はないものの、当局は噴火後に落石や地滑りがあったことを報告し、付近住民に対し注意するよう呼びかけている。
アイスランドは、大西洋中央部の裂け目が海面上に見える世界で唯一の場所だという。(了)
出典元:REUTERS:Volcano erupts near Iceland’s capital(3/20)
出典元:BBC:Volcano erupts near Iceland’s capital Reykjavik(3/19)