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爪が長くて歩けないホッキョクギツネ、SNSの写真が拡散し、動物園に非難が殺到【中国】

爪が長くて歩けないホッキョクギツネ、SNSの写真が拡散し、動物園に非難が殺到【中国】
Twitter/@EevaPaavilainen

中国のWeiboユーザーが投稿したホッキョクギツネの写真が注目を集め、動物園に多くの批判が寄せられたという。

 

「痛そうなのが伝わってくる」

 

そのWeiboユーザーとは、「Xiumu Ayi」さん。彼女は1月12日に湖南省にある長沙生態動物園を訪れたという。

 

そこでホッキョクギツネを見かけたのだが、その爪は伸びすぎており、歩けない状態になっていたそうだ。

 

「Xiumu Ayi」さんは、そのキツネの写真を撮影。その後、Weiboに「とんでもなく爪が長い。キツネは普通に歩けない。本当に痛そうなのが伝わってくる」と投稿した。

 

Twitter/@EevaPaavilainen

自治体に苦情を申し出る

 

やがてその写真はSNSで話題となり、彼女の投稿は1万5000回以上シェアされたという。

 

また「Xiumu Ayi」さんはその後、この地域を管理する自治体に苦情を申し立てたそうだ。

 

すると投稿の翌日には、動物園管理局が獣医師チームを派遣。ホッキョクギツネの爪を切ったという。また管理局は声明で、キツネは「健康」であると述べたそうだ。

 

南京の獣医師によれば、野生のホッキョクギツネの爪は自然に擦り減るが、動物園ではほとんど走らないため、ほんの少ししか擦り減らないという。

 

そして爪を切るのが遅れると、動物の健康に影響するとも指摘している。

 

中国のSNS上では、動物が放置されていることに対する怒りの声が上がっており、あるユーザーは「キツネの爪を切りに行ったことを喜んでいいのか、苦情が来てからだったことを悲しんでいいのかわからない」とコメントしているという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:Viral image of arctic foxes with massively overgrown claws prompts backlash against China zoo(1/23)

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