木から下りられなくなったクマ、落下するのを人々がシートで受け止める
木登りが得意なはずのクマが、木から下りられなくなり、その後人々の協力によって保護された。
消防隊も出動し救助を試みる
そのクマが発見されたのは5月4日、場所はアメリカ・ペンシルベニア州の街、Clarionとされている。
その街にあるClarion大学のキャンパス内の木にクマが登っているのが発見されたが、どうやら木から下りられなくなっていたという。
そこでClarion消防署や「ペンシルベニア狩猟委員会」のメンバーなどが現場に駆けつけ、救出を試みたそうだ。
木の枝からクマを離し、落下
まず高所作業車(またはハシゴ車)が用意され、コンドラ部分に猟友会のメンバーが乗って、木の高い部分にいるクマに接近。
その間に数多くの人々が、木の下で広い防水シートを広げて待機したという。
やがてゴンドラに乗った猟友会のメンバーが、木からクマを離すことに成功。その瞬間にクマは落下するが、下で待ち構えていた人々が、シートで見事に受け止めた。その様子がこちら。
クマはその後、Clarion郡の北部にある狩猟管理区へ移動し、そこで自然に返されたという。(了)
出典元:Yahoo News:Black Bear Falls From Tree Into Tarp Held by Rescuers(5/6)