NZでオウムが「GoPro」を盗み、飛んでいる自分の様子を撮影
ニュージーランドで、オウムが「GoPro」を盗むという、かなり珍しい出来事が起きた。
オウム自身の飛び立つ様子を撮影
この盗難が発生したのは、フィヨルドランド国立公園とされている。当時、「GoPro」の持ち主であるAlex Verheulさんは、家族と一緒にロッジに滞在していたという。
しかし「GoPro」をバルコニーに置いていたところ、オウムがそれをくわえ、飛び去ってしまったそうだ。
しかも当時、「GoPro」は作動しており、オウム自身の飛び立つ様子や、山々の景色も撮影されていた。それがこちら。
やがてオウムは「GoPro」を放棄
またオウムは着地後、甲高い声で鳴きながら「GoPro」に猛烈にアタック。くちばしでカメラを切り裂き、小さな破片を引き剥がしたという。
その後、Verheulさんらが鳥の鳴き声を追って岩場に行くと、オウムは「GoPro」を放棄したそうだ。
Verheulさんはカメラを取り戻した時、映像が撮影されているのを見てびっくりしたとか。
慈善団体「Kea Conservation Trust」によると、この鳥は「kea(ミヤマオウムの一種)」と呼ばれ、世界で唯一山に住むオウムで、絶滅危惧種に指定されているという。
特にいたずら好きな性格で知られ、同団体はこの鳥を「世界一賢いオウム」と呼んでいる。(了)
出典元:INSIDER:A parrot stole a GoPro and inadvertently recorded itself flying off with it(2/4)