アリの顔を撮ったら恐すぎて…ニコンの写真コンテストで受賞
リトアニアの写真家・Eugenijus Kavaliauskasさんが撮ったアリの顔の写真が、ニコン(Nikon)主催のコンテストで入賞。作品を見た人たちが、あまりの恐ろしさにビビッているようだ。
ミクロの世界の写真コンテスト
肉眼では見えない微小なものを撮った写真のコンテスト、それが「Nikon Small World Photomicrography Competition」。今年の受賞作品が最近発表され、その1つがネットで話題になっている。
いわば特別賞にあたる「Images of Distinction(優れたイメージ)」賞を受賞したその作品。写っているのは顕微鏡で5倍に拡大したアリの頭部だ。これが何とも凶暴な怪物のよう。赤く光る目や、鋭い牙のようなものが不気味だ。
写真とは発見
作者のKavaliauskasさんは、リトアニアの野生動物写真家。彼の主な被写体は虫だ。住まいが森の近くなので、色々な虫、特にアリを見つけるのはたやすいそう。だが、アリを普通に撮ったのでは面白くない、とメディアに話す。
「地面の上のアリを撮るのでは、陳腐で、退屈です。だから私は、いつも細部や、陰影、目立たない部分といったものに注目します。写真の1番の目的は、新たな発見だと思うのです」
この写真を見たネットユーザーたちは、アリに対する認識が変わったようだ。寄せられたこんなコメントが、メディアに紹介されている。
「もしこのアリたちが大きかったら、と想像してごらん!」
「よく言われるように、良い虫とは死んだ虫だけだ」
「こんな顔をした何百万ものアリが、君の所へ集まって来ることを想像してみよう」
「アリを踏み潰す前に、本当にそうするか1000回考えた方がいい」
Kavaliauskasさん自身は、拡大したアリや昆虫の顔を見慣れているので、全く恐くないそうだ。(了)
出典元:The IndianExpress:‘Horror’: Lithuanian photographer captures an ant really up close, netizens feel creeped out(10/22)
出典元:Times Now:Ultra close-up photo of ant’s face that won Nikon competition will give you goosebumps(10/22)