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「新兵は最前線に…逃げたら殺すよう命じられている」ロシア軍の過酷な現実

「新兵は最前線に…逃げたら殺すよう命じられている」ロシア軍の過酷な現実
Twitter/Radio Free Europe/Radio Liberty

ロシア兵らの置かれた悲惨な状況について、イギリスのタブロイド紙が報じている。

 

最前線を後方で監視する部隊

 

イギリスのメディア「MailOnline」は、ウクライナ情報部が傍受したとする、ロシア兵と妻との電話での会話を紹介している。

 

そのロシア兵は、妻に向かって、ロシア軍は最前線に新兵を配置し、その後方に第2陣の部隊をおいていることを明かしたという。

 

そして自分は2陣に配備され、前線から逃亡した兵士を、背後から射殺するよう指揮官から命令されていると伝えたそうだ。

 

刑務所からの収容者が前線へ

 

このロシア兵の男性は、妻に次のように語っているという。

 

「軍はここに、刑務所から収容者を連れてきたが、彼らは前線のどこかに案内された。そして、僕たちは退却阻止の分隊としてここ(第2陣)に留まっている。誰かが逃げ帰れば、僕たちが彼らを殲滅するんだ」

 

これに対して妻は「なんて悪夢なの…」と呟いたそうだ。

 

さらに兵士は「そういう設定にしてあるんだ。僕は2陣目にいて、1列目(最前線)を守っている。僕たちの後ろにも、もう1つの陣がある。だから、逃げることはできない。僕たちは、自分たちの兵士を撃つんだ」と述べたという。

 

当サイトでは音声通話を入手できず、真偽も確認できていない。しかしこれまでもロシア軍兵士の士気は低く、過酷な環境で戦うことを強いられていると伝えられている。(了)

 

出典元:MailOnline:Russia ‘is setting up second line of troops behind the front line to SHOOT anyone fleeing combat’ according to ‘intercepted phone call’ released by Ukraine(10/27)

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