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ちょっと残念?NZには追放すべきロシア人スパイが居ないことが判明

ちょっと残念?NZには追放すべきロシア人スパイが居ないことが判明

世界でロシア人の諜報員を国外退去させる動きが広がる中、ニュージーランドでは意外な調査結果が発表された。

 

他国と共にスパイを追放する予定だった

 

国外退去の動きが広がるきっかけとなったのは、イギリスで起きたロシア人スパイの毒殺未遂事件。プーチン大統領の命令で、元スパイのSergei Skripal氏と娘が神経剤によって襲撃された疑いが強まったからとされている。

 

イギリス国民も自国内でロシアの諜報員が自由に犯罪を繰り返すことに憤りを覚え、政府も先日、国内にいる多くのロシア人諜報員を国外退去させることに踏み切った。

 

この動きはEUやアメリカ、その他の国でも広がり、ニュージーランドも歩調を合わせ、自国にいるロシア人スパイを追放させる計画だったという。

 

しかし3月27日、肝心の追放すべきロシア人スパイが国内にいないと判明。ニュージーランドのJacinda Ardern首相(37)が、その事実を明らかにした。Ardern首相は国営ラジオにおいて次のように述べている。

 

「私たちはニュージーランドにおける調査を終えました。ここには公にされていないロシア人の諜報部員はいませんでした。もしいれば、私たちは彼らを国外退去させるつもりです」

情報ネットワークを共有する国なのに

 

しかしニュージーランドはアメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアも含めた、「Five Eyes」と呼ばれる情報共有ネットワークの1つに含まれているという。

 

にもかかわらず国内に追放すべきロシア人スパイがいないことは、ある意味ショックだったのではないか?その点について首相は、次のように答えている。

 

「さまざまな国際的な関心が広がるなか、ニュージーランドがロシアの情報活動リストのトップ項目に入っていないことに、私が驚かされたかといえば、正直、そうでもありません」

 

各国が追放した人数は130人に達する

 

今週の始め、カナダとオーストラリア、アメリカはイギリスやEUの対抗策に同調し、多くの外交官らを国外退去させることを明らかにした。

オーストラリア政府は2人を追放すると発表。カナダも2人、アメリカは60人のロシア人外交官を国外退去させる方針を明らかにしている。

 

これにより合計で130人以上のロシア人スパイが各国から追放されることになるが、これは冷戦時代に緊張が頂点に達した時以来の規模になるという。

 

ニュージーランドは今後も国際社会を支援するために、どのような手段をとるべきか注視し続けていくとしている。(了)

 

 

出典元:Sky news:New Zealand PM Jacinda Ardern says ‘We can’t find Russian spies to expel’(3/27)

出典元:TIME:New Zealand Would Definitely Expel Russian Spies Like Other Countries – But It Can’t Find Any(3/27)

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